Nautical_Mile’s Diary

時々アウトドア、時々カメラ、時々飛行機、日々の趣味と感心事

2018年 台風22号発生 気象庁の進路予測が出てないので・・・

昨夜21時、9月に入って初の台風、台風22号(マンクット)が発生しました。ちなみに熱帯低気圧が発達し、最大風速(10分平均)が17m/s以上となったものを「台風」と言っています。(2018/09/08 01:40ひまわり画像)

f:id:nautical_mile:20180908015532p:plain

で、心配なのはコイツがどう進んでくるか?ということですが、台風の進路は所謂「大本営発表」方式というか、気象業務法の規定や、防災上の混乱を防止するため、一般向けの情報は国内のどの予報を見てもほぼ気象庁と同一のはずで、せいぜい5日後までの進路予想しか出ていません。なので、いろいろな海外サイトを見て回り、台風22号がどれほど日本に影響を及ぼす可能性があるか?を考えてみます。

まずはウェザーニュース。これは気象庁予想と同じはずです。

top

 

次に、Integrated Multi-Agency Tropical Cyclone Forecast でアジア各国の気象予報機関の予想進路を確認します。ほぼ同じような予想です。

 

続いて、ヨーロッパ中期予報センターによる 日本時間9/15(土)の朝9時の予報。

これは台風がそのまま西進する結果を導きだしています。

f:id:nautical_mile:20180908022905p:plain

 

さらに、世界中の気象状況をビジュアライズしているearthにて台風の日本周辺の風向・風速の傾向を確認して気圧の配置や大気の流れをイメージ。何となくですが、太平洋高気圧の東の縁を回って、本州方面に寄ってきそうなムードを漂わしています。

f:id:nautical_mile:20180908023434p:plain

 

で、一応お約束の米海軍のJTWC。これじゃどこだか分からないっす・・・また数日たったら見てみましょう。

f:id:nautical_mile:20180908024016p:plain

 

最後のトドメはこの2つ。GPV天気予報SCW。両者ともに気象庁の数値予報をコンピューター処理したもので、広域(週間)予報は、誤差が大きいので、その信頼性を把握した上で・・・との注意書きがあります。

f:id:nautical_mile:20180908024445p:plain

f:id:nautical_mile:20180908024226p:plain

【あくまで素人予報ですが・・・・】

数値予報や現在の風向きなどを勘案すると、日本に迫ってくる可能性は高いものと考えられます。数値予報では、前回よりも少し東寄りの近畿地方~東海地方に9/17(月)の夜遅くに接近する予報です。ヨーロッパの予報とは異なりますので、まだまだ確度は低いのですが、要注意な台風であると言えます。来週末は予定を入れない方がいいかも・・・